スターフライヤーとは?
スターフライヤーは2002年に設立され、2006年より北九州空港を拠点に運航を開始。機体の黒いデザインが特徴で、ANAとコードシェアも行っています。
- 拠点:北九州空港、羽田空港
- 機材:エアバスA320(一部機材はモニター付き)
- 主な路線:羽田⇔北九州、福岡、関西、那覇など
- マイレージ:独自の「STAR LINK」マイルサービスを提供
スターフライヤーの機材
スターフライヤーでは、A320ceo型機とA320neo型機の2種類が使われており、A320neo型機が新鋭機材となっています。機体は黒を基調としたスタイリッシュなデザインで、「黒い航空会社」として知られています。また、垂直尾翼は左右で異なる配色となっていることも特徴の一つです。一度は乗ってみたくなるデザインですよね。
スターフライヤーの機材の多くはリース機であるため、A320ceo型機の置き換えが進んでいます。今後はA320neo型機が多くなってくると思われ、最新機材の導入に積極的だと言えます。
筆者は子供のころ関西国際空港によく飛行機を見に行っていましたが、スターフライヤーは異彩を放っていると思った覚えがあります。それぐらい、特徴的なデザインです。
座席|広くて快適、まるでビジネスクラス?
機体の色に合わせて、インテリアも黒で統一されており、全席が黒の革張りシートです。高級感があり、ゆったりと過ごせる空間ですね。
また、全席に電源コンセントとUSBポート(A320neoではType-A/C対応)が完備されており、携帯電話やノートパソコンなどの充電が可能です。A320ceo機材では、各座席に個人用モニターが設置されており、機内エンターテイメントを楽しむこともできます。
さらに、他社のA320型機が最大180席程度であるのに対し、スターフライヤーはあえて座席数を減らし、150席(A320ceo)または162席(A320neo)に設定することで、ゆとりのある座席間隔となっています。
シートピッチは各社により異なり、この数値が大きいほど足元の空間が広くなります。
以下は、日系航空会社のシートピッチ一覧(国内線エコノミークラス)です。機材や席の場所によって異なる場合があります。
| JAL(日本航空) | 約79cm~84cm |
| ANA(全日本空輸) | 約79cm~84cm |
| スターフライヤー | 約86cm |
| スカイマーク | 約79cm~81cm |
| フジドリームエアラインズ | 約76cm~79cm |
| エア・ドゥ | 約79cm~81cm |
| ソラシドエア | 約79cm~81cm |
| ピーチ・アビエーション | 約71cm~74cm |
| ジェットスタージャパン | 約71cm~74cm |
| スプリングジャパン | 約74cm~76cm |
無料ドリンク・機内販売
スターフライヤーでは、全路線で無料の機内ドリンクサービスが提供されており、特に人気なのが「タリーズコーヒー」の本格的なホットコーヒーです。無料で提供されるドリンクは以下の6種となっています(2025年10月)。
- タリーズコーヒー(オリジナルブレンド)
- オリジナルスープ「オニオンスープ」
- キリン 午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA 白ぶどうとレモン
- コカ・コーラゼロ
- アップルジュース「希望の雫」
- 冷茶「福岡の八女茶」
「キリン 午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA 白ぶどうとレモン」は季節限定ドリンクとなっており、季節ごとに新しいドリンクに変更されます。
また、スターフライヤーの機内販売では、オリジナルグッズや限定スイーツ、飲料などを取り扱っています。シンプルで高品質な商品が多く、機内でしか手に入らないアイテムも魅力です。
スターフライヤーとANAマイル
スターフライヤーはANAとコードシェア(共同運航)を行っています。そのため、スターフライヤー運航便であっても、ANAの便名(NHで始まる便名)で航空券を予約し、搭乗した場合に限り、ANAのマイルを積算することができます。
【注意点】
- スターフライヤーの便名(SFJで始まる便名)で予約・搭乗した場合は、ANAマイルは貯まりません。 この場合、スターフライヤー独自のマイレージプログラム「スターリンク」のマイルが積算されます。
- ANA便名で搭乗した場合でも、スターアライアンス加盟航空会社やその他のマイレージ提携航空会社のマイレージは積算対象外となります。
ANAマイルを積算する方法
- 予約時に「ANAマイレージクラブお客様番号」を登録する。
- 予約成立後からご出発前までに,ANAの個人ページで登録する。
- 旅行当日、出発ロビー内の自動チェックイン・購入機または搭乗口エリアのANA SKY KIOSKで登録する。
スターフライヤーの運賃(価格)
サービスが豊富であるから価格は高いのでは?と思った方、そんなことありません!サービスはANAやJALに引けを取らないですが、価格は安い方です。
東京→福岡線の記事作成日の一か月後の運賃を調査しました。
| スターフライヤー | 13,730円~ |
| スカイマーク | 11,800円~ |
| ANA | 15,600円~ |
| JAL | 15,400円~ |
最安値はスカイマークですが、サービスの内容や品質を考えると、スターフライヤーを十分お勧めできます!
スターフライヤーの予約方法とお得な買い方
スターフライヤーの予約は、公式サイトが基本的に最安値で、座席指定や運賃タイプの選択もスムーズに行えます。ANA経由の予約も可能ですが、キャンペーンや割引運賃を狙うなら、公式サイト一択です。
お得な運賃プラン「そら旅」
- そら旅28・そら旅45・そら旅75など、早割プランが充実。
- 最大で正規運賃の70%近く割引になることもあります。
また、北九州発着の利用者には地元割引「北九州割」なども定期的に実施されているため、北九州発着便を利用する場合は情報を確認するようにしましょう。
スターフライヤーの運行路線
主要な就航地は東京(羽田)、北九州、福岡、山口宇部、大阪(関西)に限定されており、特に地方都市への路線網は大手航空会社に比べて非常に少ないです。乗り継ぎ便も限られるため、目的地によっては利用しにくい場合があります。また、国際線は運航していません。
- 羽田⇔北九州
- 羽田⇔福岡
- 羽田⇔山口宇部
- 羽田⇔関西
- 中部⇔福岡
北九州空港のアクセス
本拠地である北九州空港ですが、電車の乗り入れはありません。北九州市内からアクセスするには「エアポートバス」、福岡周辺からアクセスするには「福北リムジンバス」での移動が必要なため、アクセスが良いとは言えません。
関西圏には関西国際空港に就航
スターフライヤーは国内線ですが、関西圏は伊丹空港や神戸空港ではなく関西国際空港に就航しています。伊丹空港や神戸空港に比べて都市部からは離れているため、アクセスに時間がかかります。
スターフライヤーの評判・口コミ
【良い評判・口コミ】
- モノトーンで落ち着いた内装が好きになった
- 革張りシート、広めの座席間隔でLCCとは全然違う
- 無料のドリンクサービス(タリーズのコーヒー、スープなど)があって良かった
- 定時運航率が高く、ビジネス利用でも信頼できる
- 価格はJAL・ANAよりも安いが、サービスはそれに匹敵という声も
【悪い口コミ・注意点】
- 地方空港や国際線は非対応で路線数が少ない(2025年現在)
- 主要機材では機内Wi-Fiが搭載されていない点がネック
まとめ
LCC(格安航空会社)ほどの安さではないものの、FSC(フルサービスキャリア)よりも手頃な運賃設定でありながら、LCCにはない高品質なサービスを展開しています。「惜しいところ」もいくつかありましたが、価格とサービスのバランスが非常に優れています。ぜひ利用を検討してみてください。
- 快適な座席で移動したい人
- LCCはちょっと不安だけど、JALやANAは高いと感じる人
- ドリンクやちょっとした機内サービスを楽しみたい人
- おしゃれで落ち着いた空間が好きな人

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