関西エリアの主要空港である大阪国際空港(伊丹空港)から、東北地方の中心都市・仙台空港へは、複数の航空会社が直行便を運航しています。伊丹空港発の仙台便を選ぶ際に候補となるのはANA(全日本空輸)・JAL(日本航空)・IBEXエアラインズ(アイベックスエアラインズ)の3社です。
この記事では、価格・サービス・運航本数・機材・マイレージ・口コミ評価 などの観点から3社を徹底比較し、最後に総合ランキングと目的別のおすすめを紹介します。ビジネス出張や観光旅行、帰省など、伊丹発仙台便を利用する方に役立つ完全ガイドとなっています。
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伊丹発仙台便の基本情報
まずは、伊丹発仙台便を運航している航空会社の概要を確認しましょう。冒頭でもご紹介した通り、伊丹発仙台便はANA(全日本空輸)・JAL(日本航空)・IBEXエアラインズ(アイベックスエアラインズ)の3社が運航しています。
当ブログ「らくらくトリップ」では、各社を徹底解説した記事を投稿しております。そちらもぜひご覧ください!
なお、時刻表はもう少し先の「運航本数・利便性で比較」にてご紹介します。気になる方は以下のボタンを押してジャンプしてください!
ANA(全日本空輸)
ANAは言わずと知れた日本最大の航空会社で、伊丹発着便も多く運航しています。その中でも仙台便は1日5往復と本数が多く、朝から夜まで幅広い時間帯に便が設定されているため、ビジネスで日帰り利用する人にも便利です。
機材は主にボーイング737型機などの小型〜中型機を使用し、短距離でも快適に過ごせるような座席配置になっています。所要時間はおおよそ1時間15分〜25分と安定しており、天候による欠航率も低いのが特徴です。
ANAマイレージクラブを通じて国際線への接続もしやすく、乗り継ぎにも適しています。
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JAL(日本航空)
JALはANAと並び日本を代表する航空会社です。伊丹発仙台便は1日7往復前後で、ANAと比べ多くの便が設定されています。
伊丹発仙台便で使用されている機材はエンブラエル190やエンブラエル170で、ANAよりも小型な機体が使用されています。2-2列のシート配置で座席がゆったりしているため、窮屈さを感じにくいことが特徴です。
JALマイレージ(マイル)を利用することで国内線・国際線双方でマイルを活用でき、ワンワールド加盟航空会社を利用する際にも相性が良いです。
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IBEXエアラインズ(アイベックスエアラインズ)
IBEXエアラインズは仙台空港を拠点とするリージョナル航空会社で、ボンバルディアCRJ700という小型ジェットを使用して運航しています。伊丹~仙台は1日2往復設定されており、全便がANAとの共同運航便であるため、ANAユーザーにとっては使いやすいエアラインです。
小型機ゆえに座席数は限られますが、その分チェックインや搭乗の流れがスムーズであるほか、地域密着型のアットホームな雰囲気を感じられます。所要時間は1時間20分程度で、機体は小さくても安定性に優れています。ANAマイレージクラブと連携しているため、ANAマイルを貯めている方にとっては利用するメリットが大きいです。
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価格で比較(伊丹発仙台便)
航空券の価格は利用時期や予約方法、需要と供給によって大きく変動しますが、ここでは3社の運賃の傾向を整理します。
ANA・JALの運賃
正規運賃は片道2万円台後半から3万円前後とFSC(フルサービスキャリア)らしく高めですが、早割や特割を使えば片道1万円台前半から購入可能です。平日や閑散期であればさらに安く抑えられることもあります。
なお、繁忙期(お盆・年末年始・大型連休)には2万円を超えることが多いため、早めの予約がカギとなります。両社とも豊富な割引運賃体系を用意しているので、タイミング次第でIBEXと同等、もしくはそれ以上にお得に利用できるケースもあります。
IBEXエアラインズ
正規運賃は大手と同水準に設定されていますが、割引運賃の競争力が高く、ANAやJALと同様に早割運賃を使えば片道1万円前後で購入できることもあります。ただし小型機で座席数が少ないため、安い運賃枠はすぐに売り切れることが頻繁にあります。IBEXを最安で利用したい場合は数か月前からの早期予約が重要です。また、IBEXは地方空港間のネットワークを持っており、仙台経由での乗り継ぎ利用にも強みがあります。
コストを最重要視するならIBEXがお得ですが、席数で考えるとANA・JALの早割が確実。繁忙期に確実に席を確保するには、3社の中で最も大きい機材を使っているANAが安心といえるでしょう。
実際に運賃を調べてみた
ところで、具体的な運賃はどのぐらいなのでしょうか。ここでは大手航空券比較サイト「Trip.com」を用いて、運賃を調査してみます。
検索したのは、検索日からおよそ1か月半後の伊丹発仙台便で、大人1人エコノミークラスに設定しています。

検索したところ、IBEXエアラインズ(11,120円)が最安値でした。IBEXエアラインズもFSC(フルサービスキャリア)なので、FSCの割には安い方ではないでしょうか。ただし、先ほどもご説明したように、席数が少なくすぐに売り切れることが多いので早めに予約しましょう。ちなみにJAL(12,320円)とANA(12,480円)はほとんど同額でした。
サービス・快適性で比較
伊丹発仙台便は約1時間20分のフライトのため、決して長時間フライトではないですがサービスや快適性は見逃せないところです。ここでは、機内サービス、座席の快適性、機内エンターテインメントの3点を確認していきます。
機内サービス
【ANA】
ドリンクサービスが無料で提供され、投入されている機材はWi-Fi対応機材となっています。特にビジネス利用ではメールチェックやオンライン会議の準備に活用でき、短時間ながら効率的に過ごせます。
【JAL】
ANAとほぼ同じで、ドリンクサービスが無料で提供され、投入されている機材はWi-Fi対応機材となっています。また、全座席にコンセントが標準装備されており、PC充電などに使用できます。
【IBEXエアラインズ】
IBEXエアラインズは、無料のドリンクサービスを提供しています。Wi-Fiは非搭載ですが、IBEX独自のコンテンツを視聴することが可能です。
座席の快適性
ANAとJALの座席はシートピッチ約79〜81cm、幅45cm前後で、大手キャリアらしいゆとりがあります。JALは横4列のため特に圧迫感が少なく、旅行者や出張利用の方に人気です。
IBEXは小型ジェット機のため座席幅は43cm前後とやや狭めですが、搭乗人数が少ないため機内全体の落ち着きがあり、短距離路線では十分な快適さを保っています。
機内エンターテインメント
ANA・JALはWi-Fiを活用して映画や音楽、ニュースを楽しむことができますが、IBEXはWi-FIはなくシンプルなサービスです(ただし独自コンテンツがあり)。IBEXは機体が小さい分、乗務員のきめ細やかな接客でカバーしている印象があります。
総合的には、コンセントを装備しているJALが快適。シンプルな移動に徹したい場合や地域便の親しみやすさを求めるならIBEXも魅力的。
運航本数・利便性で比較
続いて、運行本数や利便性について見ていきます。ここでは、各社の時刻表を掲載しますが、掲載する時刻表は2025年9月のものです。最新の情報は必ずご自身で確認してください。
ANAの時刻表・利便性
【時刻表(2025年9月)】
- 8:00発9:15着 全日空737便
- 9:20発10:35着 全日空733便
- 10:00発11:15着 全日空735便
- 16:55発18:10着 全日空737便
- 19:40発20:55着 全日空739便
ANAは1日5便と比較的多くの運航本数があり、朝出発・昼出発・夕方便・夜便と幅広い時間帯をカバーしています。特に日帰り出張では、朝の便で仙台入りし、夜に伊丹へ戻れるスケジュールが組みやすいのが大きなメリットです。
JALの時刻表・利便性
【時刻表(2025年9月)】
- 7:15発8:30着 日本航空2201便
- 9:30発10:40着 日本航空2203便
- 11:20発12:35着 日本航空2205便
- 13:25発14:35着 日本航空2209便
- 15:50発17:05着 日本航空2211便
- 17:05発18:20着 日本航空2213便
- 19:50発21:05着 日本航空2215便
JALは1日7便と3社の中で最多で、朝出発・昼出発・夕方便・夜便と幅広い時間帯をカバーしています。7:15発という早朝便や19:50発という夜便など、ANAよりも広い時間帯で運行していることが特徴です。
IBEXエアラインズの時刻表・利便性
【時刻表(2025年9月)】
- 13:25発14:35着 アイベックスエアラインズ51便
- 15:25発16:35着 アイベックスエアラインズ53便
IBEXは午後に2便とそこまで多くはない運航頻度となっています。共同運航便となっているため、ANAの便として予約でき、ANA利用者にとってはANA便がさらに増え利便性が高まります。地方便との接続にも強いため、仙台からさらに地方空港へ移動する際には便利です。
運行本数の多さではJALが最も優位。仙台空港への乗り継ぎやANAマイルを貯める場合には、IBEXも良いでしょう。
マイレージで比較
ANAはスターアライアンスに加盟しているため、国際線利用との相性も非常に良く、伊丹〜仙台の国内線フライトでも効率よくマイルを貯められます。
一方、JALはワンワールドに加盟しており、こちらも加盟会社間でのマイル連携が可能となっています。国内線区間を積み上げることで特典航空券を取得しやすく、国内外をバランスよく利用する人には最適です。
IBEXは独自プログラムを持たないものの、ANAマイレージクラブと提携しているため、ANA便で予約した場合はマイル加算が可能です。地方便利用を重ねることで意外に効率よくマイルが貯まります。
海外渡航を視野に入れるならANAまたはJAL。国内移動中心でANA派なら、IBEXでも効率よくマイルを貯めることができます。
総合ランキング|伊丹発仙台便
伊丹発仙台便は、距離的には約600km前後、フライト時間は1時間15分程度と短距離ですが、航空会社によって提供される価値には大きな違いがあります。ここまで比較してきた運航本数・サービス内容・価格・マイレージ・利便性といった複数の観点を総合的に評価し、ランキング形式で整理します。
第1位|JAL(日本航空)
JALは運航本数が最も多いため、時間帯の選択肢が豊富という点で他社を大きくリードしています。朝から夜までバランスよく便が配置されており、出張での日帰り利用や、観光で仙台に滞在する際のスケジュール調整がしやすいのが特徴です。
さらにJALの機材には、全席コンセントが装備されています。出張利用の方も多い路線なので、コンセントがあれば安心ですね。また、機内Wi-Fiやエンタメサービスも充実しているため、フルサービスキャリアらしい安定感と安心感を兼ね備えています。
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第2位|ANA(全日本空輸)
ANAは便数こそJALに劣るものの、安全性・安心感の高さが大きな魅力です。日本最大級の航空会社であり世界的にも高い評価を得ているだけあって、快適な空の旅を過ごせることは間違いないでしょう。
またJALと同様に国内線Wi-Fiを全便で無料提供しているため、機内で仕事やエンタメを楽しみたい方には最適です。マイレージ面ではスターアライアンスで海外旅行に強く、総合的な満足度は非常に高いといえます。
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第3位|IBEXエアラインズ
IBEXは小型ジェットのボンバルディアCRJ700で運航しており、座席数はANAやJALに比べて少ないものの、地域密着型のきめ細やかなサービス で高い評価を受けています。ANAとの共同運航便が多く、ANAマイレージクラブ利用者にとっては実質的にANA便のように利用できる点が魅力です。
価格面でも、早めに予約すれば大手2社と同等かそれ以上にお得に利用できることがあります。ただし座席数が限られるため、安い運賃はすぐに売り切れるというデメリットもあります。
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目的別おすすめ航空会社
総合ランキングは1位:JAL、2位:ANA、3位:IBEXエアラインズでしたが、あくまでも筆者の主観です。ここでは、皆さんそれぞれの目的に合わせた航空会社をご紹介しようと思います。
出張・ビジネス利用
おすすめ:JAL
運航本数が最も多く、朝から夜まで柔軟なスケジュールを組めるのが強み。日帰り出張でも「朝一番の便で仙台入り、夜の便で大阪に帰る」というプランが立てやすいです。さらにWi-Fiサービスを利用すれば、機内でメール確認や資料整理が可能です。
サービス品質・快適性を重視
おすすめ:JAL
無料Wi-Fiと座席の快適性で、移動時間を有効活用できます。口コミでは「短時間でも仕事が片付けられた」「映画を途中まで見られて得した気分」という意見もあり、快適性を求める人に人気があります。特にエンブラエル190/170は座席がゆったりしているため、混雑を避けたい人には最適です。
価格をできるだけ抑えたい
おすすめ:IBEX
早期割引運賃なら片道1万円前後で利用できることもあり、大手より割安になるケースが多いです。小型機なので座席数は少ないですが、早めに予約すれば大きなコスト削減になります。学生旅行や帰省など、費用を抑えたい利用者には非常におすすめです。
マイルを効率的に貯めたい
おすすめ:ANA or IBEX
ANAはスターアライアンス加盟で国際線との相性が抜群。IBEXもANAマイルを貯められるため、ANAユーザーにとってはお得です。国内移動を積み重ねて国際線特典航空券を狙う人には特に有利です。
地域路線や仙台経由での移動を考えている人
おすすめ:IBEX
仙台空港を拠点としているため、仙台からさらに地方都市へ移動する際には非常に便利です。仙台経由で山形・福島・秋田などへ行く場合、IBEXのネットワークが便利です。
追加まとめ(ランキング+目的別視点)
伊丹発仙台便は、ANA・JAL・IBEXの3社が競合することで利用者に多様な選択肢を提供しています。
- 安全性・安心感で選ぶならANA
- サービスの質と機内快適性で選ぶならJAL
- 地域密着・ANAマイル連携・割安運賃で選ぶならIBEX
旅行や出張のスタイルに応じて使い分ければ、快適かつ効率的な移動が可能になります。特に伊丹~仙台間は所要時間が短いため、航空会社の細かな違いが目的にマッチします。最適な選択をすることで、移動そのものが旅の満足度を高める大切な要素となるでしょう。

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