世界最大級の路線網を持つアメリカの大手航空会社「デルタ航空」。アトランタを中心に北米・ヨーロッパ・アジアを結ぶネットワークを展開しています。この記事では、最新機材や無料Wi-Fi、充実した機内エンターテインメント、快適な座席クラス、そして有効期限のないマイレージ「スカイマイル」など独自の強みを詳しく紹介。口コミや評判、利用を検討する方に役立つ情報をまとめました。
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デルタ航空の概要と歴史
デルタ航空(Delta Air Lines)は、アメリカを代表する大手航空会社であり、世界最大級の規模を誇る航空ネットワークを持っています。アトランタに本社を構え、スカイチームの主要メンバーとして、世界各国に広大な路線網を展開しています。
特にアトランタ・ハーツフィールド=ジャクソン国際空港を中心に、ニューヨーク(JFK・ラガーディア)、デトロイト、ミネアポリス、ソルトレイクシティなどに強力なハブ空港を形成しています。多くのハブ空港を生かし、北米からヨーロッパ、アジア、南米までスムーズな接続を実現しています。
【概 要】
- 設立年:1924年
- 本社:アメリカ・ジョージア州アトランタ
- アライアンス:スカイチーム(SkyTeam)創設メンバー
- 乗客数:年間2億人超(2023年データ)
- 主要ハブ空港:アトランタ、ニューヨーク、デトロイト、ミネアポリス
デルタ航空の路線網と就航都市
デルタ航空は、世界6大陸に広がる路線網を持ち、約300都市以上に就航しています。特にアメリカ国内路線の強さに加え、国際線でも日本を含むアジア、ヨーロッパ、南米等へ幅広く運航しています。
主な国際路線の特徴
デルタ航空はアジア、南米、中米・カリブ、ヨーロッパ、北米、アフリカ、中東、オセアニアの各地域に就航しています。地域別の就航国は以下の通りとなっています。
| 地域 | 就航国 |
|---|---|
| アジア | 日本、韓国、中国、香港、台湾 |
| 南米 | チリ、ペルー、ブラジル、コロンビア、エクアドル、アルゼンチン |
| 中米・カリブ | メキシコ、プエルトリコ、ジャマイカ、ドミニカ共和国、バハマ、キューバ等 |
| ヨーロッパ | イギリス、フランス、イタリア、スペイン、スウェーデン、アイルランド、ベルギー、アイスランド、スイス、ドイツ、オランダ、ポルトガル、ギリシャ、デンマーク、チェコ |
| 北米 | アメリカ(国内線)、カナダ |
| アフリカ | ガーナ、モロッコ、南アフリカ、セネガル、ナイジェリア |
| 中東 | イスラエル |
| オセアニア | オーストラリア、ニュージーランド |
表からも分かるように、デルタ航空は世界各国へ就航しています。
また、アメリカ国内線ではグループ会社と協同し小都市までネットワークを展開し、乗り継ぎ需要を取り込んでいます。特にアトランタ国際空港は世界的に離発着数が多い空港の一つであり、デルタ航空の主要ハブ空港となっています。
デルタ航空の日本路線
デルタ航空が運航する国際線のうち、日本路線は以下のようになっています。
- ロサンゼルス⇔羽田
- シアトル⇔羽田
- アトランタ⇔羽田
- ミネアポリス⇔羽田
- ホノルル⇔羽田
- デトロイト⇔羽田
2025年9月現在、羽田空港(東京国際空港)にのみ就航しています。以前は成田国際空港をハブ空港として利用していましたが、全路線が羽田空港へ移管されました。
デルタ航空の機材と座席クラス
デルタ航空は900機以上の機材を保有し、ボーイングやエアバスを問わず多様な機種を採用しています。また、近年はA350などの最新鋭機の導入にも積極的です。
デルタ航空の機材一覧
- エアバスA220-100
- エアバスA220-300
- エアバスA319-100
- エアバスA320-200
- エアバスA321-200
- エアバスA321neo
- エアバスA330-200
- エアバスA330-300
- エアバスA330-900neo
- エアバスA350-900
- ボーイング717-200
- ボーイング737-800
- ボーイング737-900ER
- ボーイング757-200
- ボーイング757-300
- ボーイング767-300ER
- ボーイング767-400ER
- ボンバルディアCRJ-550
- ボンバルディアCRJ-700
- ボンバルディアCRJ-900
- エンブラエルE-170
- エンブラエルERJ-175
これらの機材のうち、A321neoやA330-900neo、A350-900は最新機材で、A330-900neoやA350-900は日本路線にも投入されています。近年はエアバス機主体で運用されているといえます。また、ボンバルディア機とエンブラエル機はグループ会社所有の機材のため、厳密にはデルタ航空の機材ではありません。
デルタ航空の座席クラス
デルタ航空は、さまざまな乗客からのニーズに応えるため複数の座席クラスを提供しています。ここでは、日本路線に投入されている機材の座席クラスを紹介します。
【デルタ・ワン】
デルタ・ワンはデルタ航空の最上位クラスで、他社のビジネスクラスに該当する座席です。デルタ・ワンに搭乗する際には空港でラウンジが利用できるほか、優先チェックインや手荷物の優先サービスを受けることができます。座席はフルフラットシートになっており、大型ディスプレイやコンセント等も装備されているため、旅行にも出張にも最適です。
【デルタ・プレミアムセレクト】
デルタ・プレミアムセレクトは、他社のプレミアムエコノミークラスに当たる座席クラスです。通常の座席に比べてシートピッチやシートの横幅が拡張されており、よりリラックスしてフライトを楽しむことができます。また、座席と一体化したフットレストが装備されており、フルフラットにはなりませんが快適な睡眠環境を作ることもできます。
【デルタ・コンフォート】
デルタ・コンフォートは、後程ご紹介する「デルタ・メイン」と座席は同じです。違いとしてあげられるのは以下の5つです。
- 優先搭乗・優先降機
- 広いシートピッチ
- 専用の荷物収納棚
- 充実したアメニティ
- 機内食とは別の軽食サービス
座席は同じでもサービスは非常に充実しているため、追加料金を払って搭乗する価値はあるでしょう。
【デルタ・メイン】
デルタ・メインは、他社のエコノミークラスに該当する座席です。最安の座席にはなりますが、FSC(フルサービスキャリア)であるため座席モニターや充実した機内食を楽しむことができます。また、機内Wi-Fiサービスもあるため、様々なサービスを駆使すれば快適に過ごすことができるでしょう。
デルタ航空のサービスと機内
デルタ航空は、世界的な大手航空会社の中でもサービスの進化に力を入れており、搭乗前から到着まで高い評価を得ています。特に、デジタル技術の活用や快適性を重視した取り組みが特徴です。ここでは、搭乗前から機内、そして到着後までを詳しく見ていきましょう。
チェックインと搭乗
デルタ航空のチェックインは、空港カウンターや自動チェックイン機に加え、モバイルアプリを活用する利用者が増えています。アプリから座席指定や預け荷物の追跡が可能で、出発前の不安を減らす仕組みが整っています。また、上級会員やビジネスクラス利用者には優先チェックインや専用セキュリティレーンが用意され、混雑空港でもスムーズに搭乗できるのが特徴です。
機内サービスの強み
- 無料Wi-Fi:2023年より多くの便でスカイマイル会員向けに無料化。SNSやメールはもちろん、動画視聴も可能。
- 座席モニター:全座席に個人用スクリーンを装備。映画、音楽、ゲーム、機内専用マップなど多彩なコンテンツを楽しめます。
- 機内食とドリンク:国際線では無料で提供され、デルタ・ワンでは著名シェフ監修のメニューやソムリエが選定したワインも登場。アルコールはコンフォートプラス以上で無料、メインキャビンでも購入可能です。
- アメニティキット:デルタ・ワン利用者には、サステナブル素材を使用した高品質アメニティキットを提供。アイマスクやスキンケア用品などが揃っています。
地上サービスとラウンジ
デルタ・スカイクラブ(Sky Club)は、アメリカ国内外の主要空港に設置されているラウンジで、軽食、アルコール、Wi-Fi、ビジネス設備が完備されています。最近ではデザインを刷新し、高級感あるインテリアや地元食材を使ったメニューを取り入れるなど、リニューアルが進んでいます。
マイレージプログラム「スカイマイル」
デルタ航空のマイレージプログラム「スカイマイル」は、独自の特徴があり他社プログラムと比べても使いやすさが注目されています。
【スカイマイルの特徴】
- 入会無料:入会金なしで誰でも入会できます
- 有効期限なし:マイルに有効期限がないため失効リスクがありません
- スカイチーム提携:大韓航空、エールフランスなど提携便でも積算・利用可能です
- 高速無料Wi-Fi:入会すれば、機内の高速無料Wi-Fi(米国国内線)が利用できます
【使い方の例】
- 日本~アメリカ往復航空券に利用
- 提携航空会社の特典航空券に交換
- ホテルやレンタカー利用にも充当可能
デルタ航空の評判
デルタ航空は、アメリカ国内外で多くの利用者を抱える大手航空会社であり、サービスや利便性に関する評価は多岐にわたります。良い口コミと悪い口コミの両面から、実際の利用者の声を整理しました。
良い評判|利便性の高さやサービスの質で高評価
- 「乗継便が豊富で、国内線・国際線ともに選択肢が多く便利だった。」
- 「機内エンターテインメントや無料Wi-Fiなど設備が充実しており、長時間フライトでも快適に過ごせた。」
- 「スタッフの対応が丁寧で親切。特に国際線では安心感があった。」
- 「マイルに有効期限がないので安心して貯められ、特典航空券に使いやすい。」
- 「スカイチーム提携が強力で、世界中の旅行に活用できる点が魅力的。」
悪い評判|運賃水準や設備の古さで低評価
- 「国内線の一部は古い機材が使われていて、座席や内装がやや劣ると感じた。」
- 「エコノミークラスの座席が狭く、長距離フライトでは疲労感が残った。」
- 「遅延やキャンセルに遭遇することがあり、その際の対応が十分ではなかった。」
- 「スカイクラブラウンジが混雑していて、期待していたほどリラックスできなかった。」
- 「他のLCCに比べると運賃が高めで、コスト重視の旅行者には不向き。」
このように、デルタ航空は「利便性の高さ」「サービスの質」で高評価を得る一方、「運賃水準」や「設備の古さ」に関して課題も指摘されています。利用目的や重視するポイントによって満足度が変わる航空会社だといえるでしょう。
まとめ
デルタ航空は、アメリカを代表する大手航空会社であり、規模・路線網・サービスの質において世界でも有数の存在です。本記事では、歴史から路線網、機材、座席クラス、サービス、マイレージ、そして評判まで幅広く解説してきました。ここでポイントを整理します。
【デルタ航空の特徴まとめ】
- 歴史と規模:1924年創業。世界最大級の路線網を持ち、年間2億人以上が利用。
- 路線網:アトランタを中心に、北米全域・ヨーロッパ・アジア・南米まで就航。日本路線は羽田空港のみ展開。
- 機材と座席:最新鋭のA350を導入。ビジネスクラス「デルタ・ワン」からエコノミーまで多様な選択肢。
- サービス:無料Wi-Fi、全座席モニター、質の高い機内食。ラウンジ「スカイクラブ」も主要空港に展開。
- マイレージ:有効期限のない「スカイマイル」は利便性が高く、世界中の提携航空会社でも利用可能。
- 評判:利便性やサービスの質は高評価。一方で運賃の高さや古い機材には不満の声もある。
デルタ航空は、利便性とサービスの両面で信頼性が高い航空会社です。出張などで安定した接続性を求める利用者には特におすすめであり、観光や家族旅行でも快適に利用できます。一方、コストを重視する場合や古い機材が気になる方は、事前に便の種類や座席クラスを確認するのが安心です。

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