航空会社の基本情報
本題に入る前に、比較する2つの航空会社の概要を簡単にご紹介します。ベトナム航空についても、ベトジェットエアについても、徹底解説したブログ記事をすでに公開していますので、より詳しい情報が知りたい方は以下のリンクからご確認ください!
ベトナム航空とは
ベトナム航空は、1956年に設立された国営のフルサービスキャリア(FSC)で、スカイチームに加盟。ハノイとホーチミンを拠点に、世界30カ国以上に就航しています。日本からは成田・羽田・関空・名古屋・福岡の主要都市から直行便が運航されており、安定した運航と高品質なサービスが特徴です。
ベトジェットエアとは
一方、ベトジェットエアは2007年に設立されたベトナム初の民間LCC(格安航空会社)です。国内線に強みを持ちつつ、現在ではアジア全域へネットワークを拡大。日本とベトナム間では成田・関空・名古屋から直行便が運航されています。とにかく「安さ」を重視する人に人気です。
ベトナム航空はFSC(フルサービスキャリア)なのに対し、ベトジェットエアはLCC(格安航空会社)であることが最大の違いですね。前者はサービスの質を重視し、後者は価格を重視しています。
運賃比較|FSCとLCCの違い
早速ですが、旅行者が一番気にするであろう「運賃」について比較していきましょう!
●ベトナム航空は価格と質のバランス型
ベトナム航空はLCCほどの安さはないものの、時期によってはセール運賃で3万円台〜5万円台(往復)でチケットを購入できることもあり、FSCの中では安い方であると言えます。航空券には機内食・手荷物・ブランケットなどのサービスが含まれていますので、追加料金を気にせず安心して搭乗できます。
●ベトジェットの圧倒的な安さ
ベトジェットの最大の魅力は何と言っても価格の安さです。早期予約やセールを利用すれば、日本〜ホーチミン間の航空券が片道1万円台で手に入ることも。
ただし、LCCなので、受託手荷物・機内食・座席指定などはすべて有料オプション。これらを追加していくと、最終的な合計金額はフルサービスの航空会社とあまり変わらないこともあります。
運賃を実際に調べてみた!
ここでは、大手航空券サイトのTrip.comを使って運賃比較してみます。下記のように条件を設定しました。
- 搭乗区間:関西空港→ホーチミン空港(片道)
- 人数/座席クラス:大人1人/エコノミークラス
- 搭乗日:2025年 8月 20日 水曜日(記事作成日の約1か月半後)
まずベトナム航空の最安運賃はこんな感じです!

FSCにしては安いと思いませんか?時間帯としても10:00発なので利便性も高いですね。13:15に到着すれば到着日中に観光することだって可能です!運行機材は最新鋭のA350-900となります。快適性もばっちりですね!
ちなみに、ベトナム航空の関西空港→ホーチミン空港便はこの便のみとなります。他の時間帯の設定はありませんのでご注意ください。また、席が埋まってくると価格も上昇傾向にあります。早めの予約をお勧めします!
続いてベトジェットエアの運賃を見てみましょう!

「安っっっ!」と思った方も多いのではないでしょうか。ベトナム航空の約半額!路線にもよりますが、JALやANAで国内旅行するよりも安く行けちゃうかもしれませんね。
ベトジェットエアについても関西空港→ホーチミン空港便はこの便のみとなります。また、ベトナム航空に比べ小型の飛行機(A321)で運行されていますのでお早めに予約されることをおすすめします。
各社が運行する日本路線を比較
ここでは、ベトナム航空とベトジェットエアがどのような日本路線を運航しているのか見ていきましょう!
【ベトナム航空の日本路線】
- 成田⇔ハノイ
- 成田⇔ダナン
- 成田⇔ホーチミン
- 羽田⇔ハノイ
- 関西⇔ハノイ
- 関西⇔ダナン
- 関西⇔ホーチミン
- 中部⇔ハノイ
- 中部⇔ホーチミン
- 福岡⇔ハノイ
- 福岡⇔ホーチミン
【ベトジェットエアの日本路線】
- 成田⇔ハノイ
- 成田⇔ホーチミン
- 羽田⇔ホーチミン
- 関西⇔ハノイ
- 関西⇔ホーチミン
- 中部⇔ハノイ
- 中部⇔ホーチミン
- 福岡⇔ハノイ
- 福岡⇔ホーチミン
- 広島⇔ハノイ
就航空港に大きな差はありませんが、違いとしてあげられることは以下の2点です。
- ベトナム航空はダナンを目的地とする便を運航している
- ベトジェットエアは広島空港に就航している
便により、1日に数往復設定されているものもあれば週に1往復しか設定されていないものも存在します。詳しくは公式サイトをチェックしてくださいね!
快適さ・機内サービスを比較
ここでもFSCとLCCの差が大きく出てきます。それぞれ見ていきましょう。
●ベトナム航空の機内快適性
ベトナム航空はボーイング787-9やエアバスA350などの最新鋭機を積極的に導入しています。エコノミークラスでも座席のシートピッチは約81cm、個人モニターやUSBポートも完備。機内食はベトナム料理をはじめ、和食や洋食も選べることが多く、ワインやソフトドリンクも無料で提供されます。また、機内Wi-Fiが一部の機材で提供されているなど、長時間フライトでも快適に過ごせる設計になっています。

[画像1:https://www.vietnamairlines.com/jp/ja/plan-book/experience/economy-class/seats]
●ベトジェットは必要最小限の設計
ベトジェットの機材は主にエアバスA320シリーズ。座席のシートピッチは約74cmとやや狭めで、リクライニングも最小限。エンタメ設備はなく、モニターもUSBポートも非搭載です。機内食は有料ですが、ベトナムの定番料理(フォーやバインミーなど)を楽しむことができ、価格も比較的リーズナブル。ただし事前予約制のため、当日購入は在庫がない場合もあるので注意が必要です。

時間の正確さ・運航実績
●ベトナム航空は信頼性が高い
ベトナム航空はスケジュール通りに運航される割合が比較的高く、欠航率も低めです。下の画像は、関西空港→ホーチミン空港便(ベトナム航空)フライトレーダーで検索したときのものです。画像の右部に書かれた「Landed __:__」が実際の到着時刻です。到着の定刻が13:15ですが、概ね時間通りに到着していることが分かります。

長年の実績とパイロット・クルーの訓練体制も整っており、安心して利用できます。また、日本の空港ではANAとコードシェアしており、乗り継ぎやサポート体制も充実しています。
●ベトジェットは遅延が多め
一方、ベトジェットは遅延が比較的多いとされています。下の画像は、関西空港→ホーチミン空港便(ベトジェットエア)をフライトレーダーで検索したときのものです。画像の右部に書かれた「Landed __:__」が実際の到着時刻です。到着の定刻が13:00ですが、ベトナム航空に比べて遅延が多いと見て取れます。

LCCという運営モデル上、機材のやりくりや整備時間に余裕がないことが要因の一つと考えられます。特に繁忙期には1〜2時間の遅延が発生するケースもあるため、時間に余裕を持ったスケジュールが重要です。
どちらがおすすめ?目的別に解説
運賃、路線、サービス、時間の正確さの観点で比較していきましたが、「結局自分にはどっちが合ってるんだろう…」という方もいらっしゃると思います。
そこで!!!目的別(タイプ別)におすすめの航空会社と理由をリストアップしました!
| タイプ | おすすめ航空会社 | 理由 |
|---|---|---|
| とにかく安く移動したい | ベトジェット | 早割やセール利用で大幅に節約可能 |
| 快適さを重視したい | ベトナム航空 | 座席・機内食・サービスの質が高い |
| 初めての海外旅行 | ベトナム航空 | サポートが手厚く、日本語対応もあり |
| フライト時間が短い便(ハノイなど)を利用する | ベトジェット | 短距離ならLCCの不便さも気にならない |
| 荷物が多い旅行・長期滞在 | ベトナム航空 | 受託手荷物が標準で含まれている |
まとめ|あなたに合った航空会社を選ぼう
ベトナム航空とベトジェット、どちらにも魅力があり、旅のスタイルによって最適な選択肢は変わります。
「ベトジェットは価格重視で気軽にベトナムへ行きたい人に最適」。一方で「ベトナム航空は快適さ・信頼性・サービスを求める人にぴったり」です。
どちらを選ぶにしても、早めの予約としっかりとした情報収集が成功のカギ。ぜひ本記事を参考に、自分にぴったりの航空会社を選び、素敵なベトナム旅行を楽しんでください。
ベトナム航空とベトジェットエアを、それぞれ詳細にまとめた記事を投稿しております!こちらもぜひご覧ください!



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