近年、日本から海外旅行や出張に出かける際に注目を集めているのが、JAL(日本航空)の子会社として誕生した新しい格安航空会社「ZIPAIR(ジップエア)」です。「ZIPAIRはどんな航空会社なのか?」「LCCなのに長距離国際線を運航できるのか?」「評判や口コミはどうなのか?」と気になっている方も多いでしょう。
この記事では、ZIPAIRの特徴から運航路線、料金体系、サービス内容、評判や口コミ、そしておすすめの利用シーンまで徹底解説します。旅行や出張の航空会社選びに役立つ内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
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ZIPAIRとは?|新しい形のLCC
ZIPAIR(ジップエア)は、2018年に設立された日本航空(JAL)の100%子会社で、2020年6月に運航を開始しました。従来のLCC(格安航空会社)とは異なり、中長距離国際線をメインに運航しているのが最大の特徴です。
【ZIPAIRの基本情報】
- 会社名:株式会社ZIPAIR Tokyo
- 設立:2018年
- 運航開始:2020年6月
- 親会社:日本航空(JAL)
- ハブ空港:成田国際空港
- 運行機材:ボーイング787-8型機
- 主な就航地:ソウル、バンコク、シンガポール、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ホノルル など
LCCと聞くと「狭い座席」「短距離専用」というイメージがありますが、ZIPAIRは中長距離に対応したボーイング787型機を採用し、快適性とコスト削減を両立させています。さらに燃費効率の良い最新機材を使うことで、環境負荷の低減にも取り組んでいます。機内は清潔感があり、日本航空グループならではの安心感がある点も利用者から高い評価を得ています。
加えて、座席配置は効率的で、LCCながらも窮屈さを感じにくい設計が工夫されています。ボーイング787特有の静音性により、長時間のフライトでも疲れにくく、リラックスして過ごせるのも大きな魅力です。
引用;ZIPAIR公式サイト
ZIPAIRの運航路線
ZIPAIRは、成田空港を拠点にアジア・アメリカ・ハワイ方面へ幅広く展開しています。2025年8月時点での運行路線は以下の通りです。
- 成田⇔バンクーバー
- 成田⇔ロサンゼルス
- 成田⇔サンフランシスコ
- 成田⇔ホノルル
- 成田⇔ヒューストン
- 成田⇔サンノゼ
- 成田⇔スワンナプーム
- 成田⇔マニラ
- 成田⇔仁川
- 成田⇔シンガポール
成田⇔ヒューストンは2025年3月4日に新規開設された路線です。今後も北米や東南アジア方面への拡大が期待されています。特に、ハワイ路線は観光客から大人気で、ZIPAIR就航によって価格競争が進み、旅行者にとって選択肢が広がりました。
ZIPAIRの料金体系|本当に安いのか?
ZIPAIRはLCCらしく基本運賃は非常に安価ですが、サービスを追加することで価格が変動します。ANAやJALと比較すると 片道運賃が半額以下になることも珍しくありません。
まずは運賃目安を確認しましょう。以下はAIが分析した各社の運賃(概算)です。
運賃目安(成田⇔ホノルル)
- 日本航空(JAL):60,000〜80,000円
- 全日空(ANA):60,000〜80,000円
- ジップエア:20,000〜40,000円
ただし、上記は航空券のみの料金です。LCCの特徴として、受託手荷物・機内食・座席指定は有料オプションとなるため、追加すると総額は上がります。それでも総額で約30〜40%は安いケースが多く、格安で旅行できると言えます。
サービス内容の特徴
ZIPAIRは「必要なものだけを購入する」スタイルを採用しています。従来のフルサービスキャリア(FSC)とは異なる点を詳しく見ていきましょう。
座席|2クラス仕様
ZIPAIRの座席はZIP Full-Flatとスタンダードシートの2つがあります。ZIP Full-Flatはビジネスクラスに相当し、LCCとしては珍しく2クラス構成となっています。
【ZIP Full-Flat】
ビジネスクラス相当のシートが用意されており、長距離路線でも快適。LCCでフルフラットを提供するのは珍しく、ビジネス利用にも適しています。
引用:ZIPAIR公式サイト
【スタンダードシート】
エコノミークラス相当。座席間隔は約79cmと一般的なLCCよりやや広めで、長時間でも比較的快適です。モニターは非搭載ですが、タブレットを装着するアタッチメントが搭載されています。
引用:ZIPAIR公式サイト
機内食|有料だが高品質
ZIPAIRの機内食は、事前予約制の有料オプションとして提供されています。路線や季節ごとにメニューが変わるため、リピーターでも飽きにくいのが特徴です。冷凍食品を機内で温める形ですが、口コミでは「想像以上に美味しい」と好評です。
主な特徴は以下の通りです。
- 価格:1,000円前後からと手頃
- メニュー:和食弁当、カレー、ハンバーグ、パスタなど多彩
- スイーツや軽食:サンドイッチやデザートも用意
- 購入方法:事前予約が基本だが、一部は機内販売あり
- 評価:「LCCの食事としては質が高い」との口コミが多い
長距離路線では食事の有無で快適さが大きく変わるため、搭乗前に予約しておくのが安心です。
引用:ZIPAIR公式サイト
受託手荷物|LCCらしい制限
ZIPAIRはLCCであるため、受託手荷物は1個目から有料です。
- 1個当たり30kg以下まで
- 1人当たり5個まで
- 縦+横+高さの3辺の和が合計で203cmまで
- 路線により料金は異なる(詳細はこちらから)
なお、機内持ち込み手荷物については合計7kgまで無料で持ち込みが可能です。
機内Wi-Fi|ZIPAIRの大きな特徴
ZIPAIRの大きな特徴は 無料の機内Wi-Fi が提供されていることです。動画視聴は制限がありますが、SNSやメールは問題なく利用可能で、ビジネスで利用の方なら機内で仕事を済ませることも可能となります。
ZIPAIRのメリットとデメリット
実際に利用する前に、ZIPAIRのメリットとデメリットを整理しておきましょう。
メリット
- フルサービスキャリアに比べ圧倒的に安い運賃
- 無料Wi-Fiが利用可能
- LCCでありながらフルフラットシートを導入
- 日本航空の子会社であり、安全性・信頼性が高い
デメリット
- 機内食や手荷物が有料で、追加するとコストがかさむ
- 就航地はまだ限定的
- 成田空港発着のみで利便性に課題
- 快適さはANA・JALに比べるとやや劣る
口コミ・評判まとめ
実際にZIPAIRを利用した人の声をいくつか紹介します。
良い口コミ
- 「価格が安く、ハワイ旅行の選択肢が増えて助かる」
- 「LCCなのに座席が広く、想像以上に快適だった」
- 「機内Wi-Fiが無料なのは本当に便利」
- 「JALグループなので安心感がある」
悪い口コミ
- 「手荷物や食事を追加すると結局高くなる」
- 「成田発着のみなのが不便」
- 「エンタメ設備がなく、暇つぶしに工夫が必要」
全体的には「コストパフォーマンスが良い」という評価が多いですが、利便性やオプション料金に不満を持つ声もあります。
ZIPAIRはどんな人におすすめ?
ZIPAIRは以下のような人に特におすすめです。
- 旅行費用を抑えたい人
従来の半額程度でハワイやアメリカへ行ける。 - リモートワーカーや留学予定者
無料Wi-Fiで移動中も仕事や連絡が可能。 - 長距離でも安く快適に移動したい人
フルフラットシートを選べば、LCCでも快眠できる。
一方で、ラグジュアリーな体験や利便性を重視する人には、ANAやJALのフルサービスキャリアの方が向いています。
まとめ|ZIPAIRの特徴
ZIPAIRは、以下の特徴があります。
- 日本航空(JAL)の子会社で信頼性が高い
- 運賃がANAやJALの半額以下になることも多い
- 無料Wi-Fiやフルフラットシートを導入し、LCCの常識を覆す存在
という特徴を持った新しい航空会社です。
デメリットとしては、成田発着に限られる点や有料オプションの多さがありますが、総合的に見ると コストパフォーマンスに優れたエアラインと言えるでしょう。
今後さらに路線が増えれば、海外旅行や出張の定番航空会社として多くの人に選ばれる存在になる可能性があります。





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